ブロックは いくつ?②
もんだい
□の なかの ブロックは いくつかな? すうじを えらびましょう。
この問題の図: 枠の中のブロックを数えて、正しい数字を選ぶ問題です。十字形(5個)のブロックを数えます。 図を見て、下の選択肢から答えを選んでください(音声で問題文を聞くには「よみあげ」ボタン)。
こたえ
5こ
かいせつ(おうちのかたへ)
十字形のブロック5個を数える問題です。「まん中1つ、上下左右に1つずつ」と分けて考えると整理しやすいです。
出題背景と育つ力
小学校受験の「計数」は、ものの数を正確に数える力をみる出題で、ペーパーテストの土台になる分野です。この問題のように、ブロックを十字の形に並べて「いくつあるか」を問う形式は、ただ数字を覚えているかではなく、目に見えるものを一つずつ対応させながら最後まで数え切れるかをみています。今回は十字形に5個。まん中を囲むように上下左右にブロックがある形なので、四角くきれいに並んだ数え方とは少し違う、形のある並びを数える練習になります。
ここで育つのは、数え落としも重複もなく数を確定させる力と、ばらばらに見えるものに自分なりの順番をつけて整理する力です。選択肢が3・5・7と一つおきに並んでいるのもポイントで、ぱっと見の印象で多そう少なそうと決めず、実際に数えて5という数字にたどり着く習慣がつきます。この一つずつ数えて確かめる姿勢は、後の数の構成や一対多対応など、数量分野全体の基礎になっていきます。
よくあるつまずき
この問題で多いつまずきは、数え落としと二度数えです。十字形は四角い並びと違って、まん中のブロックを上の列にも横の列にも入れてしまい、6個と数えてしまうことがあります。逆に、出っ張った上下左右に気を取られて、まん中の1個をうっかり飛ばすと4個になってしまいます。年中から年長の時期は、指で押さえずに目だけで数えようとすると、どこまで数えたか分からなくなりやすい発達段階なので、こうしたずれが起こりやすいのです。
もう一つ多いのが、数え切る前に答えを選んでしまうパターンです。選択肢に7があるため、形が大きく広がって見えると多そうという印象だけで7を選んでしまう子がいます。今回の正しいこたえは5ですから、印象ではなく実際に数えた数で選ぶことが大切です。3を選ぶ子は、上下左右の4本だけを見て中心を見落としている、あるいは数の途中で集中が切れていることが多いです。
数を口に出さずに頭の中だけで数えようとして、4まで言えたのか5まで言えたのか自分でも曖昧になる、というのもこの年齢ではよくあることです。声に出す、指でさわる、数えたものに印をつける、といった支えがないうちは、答えが毎回変わってしまうこともあります。これは理解していないのではなく、数える手順がまだ体に入りきっていないサインだと受け止めてあげてください。
家庭での声かけ例
まずは「ひとつずつ指でさわりながら数えてみようね」と声をかけ、お子さんの指を一緒に動かしてあげてください。十字形は、まん中から始めて上、下、右、左と回るように数えると、まん中を二回数えたり飛ばしたりしにくくなります。「まん中が1、その上が2…」と、お子さんが数えた数を親御さんも一緒に口にすると、どこでつまずいたかが分かりやすくなります。
数え終わったら「ぜんぶでいくつだった?」と最後の数をもう一度たずねてみましょう。最後に言った数がそのまま全体の数になる、という数え方の決まりが、まだしっかり身についていない子も多いからです。5と言えたら、「じゃあ、こたえの3と5と7のどれかな」と、数えた数と同じ数字をさがす流れにつなげてあげてください。印象で7を選びそうになったら、「もう一回、指でさわって数えてみよう」と、数え直しを促すと納得して選べます。
慣れてきたら、おうちにあるおはじきや積み木を同じ十字の形に並べて、「今度は本物で数えてみよう」と手を動かす遊びにしてみてください。紙の上だけより記憶に残りやすく、まん中と外側を分けて数えるコツが自然と身につきます。正解したときは「最後まで飛ばさずに数えられたね」と、数えきれたことそのものをほめてあげると、丁寧に数える習慣につながっていきます。
れんしゅうのポイント
- 身につく力: 複雑な形のブロックを正確に数える力
- 教え方のコツ: 「まず縦の列、次に横の列」など一定のルールで数える練習を
- ステップアップ: チャレンジ問題で形と数の両方を見る練習へ