いちばん おおいのは どれ?(3つ くらべ)
もんだい
くだものが 3しゅるい ならんで います。
いちばん おおい くだものを えらびましょう。
この問題の図: 3つのグループの中からいちばん多いくだものを選ぶ、複数比較の問題です。 図を見て、下の選択肢から答えを選んでください(音声で問題文を聞くには「よみあげ」ボタン)。
こたえ
いちばん ひだりの なし(5こ)
かいせつ(おうちのかたへ)
なし5こ・キウイ3こ・もも4こ。3つを順番に数えて、いちばん多いものを選びます。
3グループの比較は、2グループ比較からの自然なステップアップ。「いちばん多い」「いちばん少ない」「2番目」など、順序を表す言葉と数を結びつけます。
出題背景と育つ力
2つの比較ができるようになったら、次は3つ以上のグループから「いちばん多い」を選ぶ段階へ進みます。この問題はなし・キウイ・ももの3種類を比べ、いちばん多いものを1つ選びます。2グループの比較と違い、3つを順に見比べて頭の中で順位をつける必要があり、比較を重ねる持続力が試されます。早稲田実業学校初等部など多くの学校で、複数のものを整理して大小を判断する力が基本として見られます。
この問題ではなし5こ・キウイ3こ・もも4こと、5・4・3が接近して並んでいます。差が小さいため、3つとも正確に数えないと順位が入れ替わってしまいます。育つ力は、複数のグループを1つずつ数えて比べる比較の持続力と、「いちばん多い」「いちばん少ない」「2番目」といった順序を表す言葉を数と結びつける力です。左から順に数えて確かめる、という手順を身につけることが、この問題のねらいです。
よくあるつまずき
なし5こ・キウイ3こ・もも4こを比べるこの問題では、次のようなつまずきが見られます。
ひとつめは、2つだけ比べて満足してしまうケースです。なしとキウイを比べて「なしが多い」と分かった時点で答えを決めてしまい、ももを確かめないことがあります。ももは4こでなしより少ないのですが、3つ全部を見比べてはじめて「いちばん」が確定します。すべてのグループを見たか確認させましょう。
ふたつめは、5・4・3という近い数の数えまちがいです。なしを4と数え違えたり、ももを5と数えたりすると、いちばん多いものが入れ替わってしまいます。差が1ずつしかないので、1つの数えミスがそのまま順位を狂わせます。「いちばん多い」を聞かれているのに、うっかりいちばん少ないキウイを選んでしまう取り違えも起こりがちです。何を聞かれているかを最初に確かめ、左から順に数を書き出して比べると確実です。
家庭での声かけ例
3つ以上の比べっこは、おやつや文具を並べて楽しく練習できます。
みかん・あめ・クッキーを別々のお皿に少しずつ置いて、「この中でいちばん多いのはどれ? いちばん少ないのは?」と聞いてみましょう。子どもが左から順に数えて答えられたら、「2番目に多いのは?」とさらに問いを重ね、順序を表す言葉に慣れさせます。
数えまちがえたときは、「もう一度、左から順に、いち、に、さんと数えてみよう」と1グループずつていねいに確かめさせてください。3つの数を紙に書き出して並べると、目で見て順位が分かり、比較がぐっとやさしくなります。
慣れてきたら、おはじきを3つの山に分けて「どの山がいちばん多い? 同じ数にするにはどうしたらいい?」と、比べるだけでなくそろえる問いも投げかけてみましょう。多い少ないを判断する力から、釣り合わせる力へと自然に橋渡しできます。
れんしゅうのポイント
- 身につく力: 複数グループの大小比較・順序の理解
- 教え方のコツ: 「左から数えて言ってごらん」と順番に確認させる
- ステップアップ: 4グループ以上・「2番目に多い」の問題へ