おてほんと おなじ かずは?(ふつう・4たく)
もんだい
うえの わくに あるのが おてほんです。
おてほんと おなじ かずの たべものを えらびましょう。
この問題の図: お手本のクッキーと同じ数のたべものを4つの選択肢から選ぶ、惑わしを含む同数識別問題です。 図を見て、下の選択肢から答えを選んでください(音声で問題文を聞くには「よみあげ」ボタン)。
こたえ
うえから 3ばんめの ケーキ(6こ)
かいせつ(おうちのかたへ)
お手本のクッキーは6つ。選択肢は5・7・6・4と紛らわしい数で並んでいます。
数が増えると一目では分かりにくくなるので、丁寧に「いち、に…」と数える習慣が大切。同じ数でも違う種類の絵で表現することで、数の概念が「種類によらない量」だと理解します。
出題背景と育つ力
お手本と同じ数を選ぶ問題も、数が大きくなり選択肢が増えると難しさが増します。この問題はお手本のクッキー6こに対し、選択肢が4つ並ぶ4択です。数が6まで増えると、ひと目で「6」と見分けるのは難しくなり、1つずつ確実に数える計数の力がいっそう問われます。慶應義塾幼稚舎など難関校の数の問題でも、5から10あたりの数を正確に数え、まどわしの選択肢に負けずに選び取る力が見られます。
選択肢はチョコ5こ・パイ7こ・ケーキ6こ・ドーナツ4こ。正解の6を囲むように5と7が置かれ、少し離れた4もある、というまどわしの設計です。1つでも数えまちがえると、隣の5や7を選んでしまいます。育つ力は、5〜7という大きめの数を数え飛ばさずに数える正確さと、お手本の数を保ちながら4つの選択肢を1つずつ照合していく粘り強さです。数が種類によらない量であることを、より大きな数で確かめ直す機会にもなります。
よくあるつまずき
お手本のクッキー6ことまどわしの4択、というこの問題では、次のようなつまずきが起こります。
ひとつめは、お手本の6を1つずれて数えるケースです。6を5や7と数え違えると、その時点で照合の基準がずれ、まちがった選択肢を選んでしまいます。まずお手本を指で押さえて正確に「6」と確定させることが出発点です。
ふたつめは、まどわしの5と7に引っかかるケースです。正解の6のすぐ隣に5と7が置かれているため、選択肢を大ざっぱに見て「だいたい同じくらい」で選ぶと、1つ違いのチョコ5こやパイ7こを選んでしまいます。6より1つ多いか少ないかを、1つずつ押さえて確かめる必要があります。数が大きい選択肢ほど数え飛ばしが起きやすいので、パイ7こやケーキ6このように数が多いものは特にていねいに数えさせましょう。3つの区別ができても、確認を怠ると足をすくわれる問題です。
家庭での声かけ例
大きめの数の同数さがしは、おはじきやビーズを使うと練習しやすくなります。
まずお手本として6こをまとめて見せ、「これとおなじ数を、この中から見つけてね」と、5こ・6こ・7この山を用意して選ばせてみましょう。子どもがお手本を「6」と数えてから、各山を1つずつ数えて選べたら、「6は6、同じだね」と確かめます。5や7を選んだときは、「お手本といっしょに、1こずつ線でつないでみよう」と1対1で対応させ、1つ余ったり足りなかったりする様子を見せてください。
数が6をこえると数え飛ばしが増えるので、「数えたものは端によけていこう」と、数え終えたものを動かす工夫を教えると正確さが上がります。
慣れてきたら、「お手本より1つ多いのはどれ? 1つ少ないのはどれ?」と、まどわしの5や7をあえて選ばせる問いも出してみましょう。同じ数だけでなく前後の数も見分けられるようになると、大きめの数への苦手意識がやわらぎます。
れんしゅうのポイント
- 身につく力: 5〜7の計数・数の抽象化
- 教え方のコツ: 数えたら指で押さえて「6!」と声に出させる
- ステップアップ: 10までの計数・10をこえる数の比較へ