おてほんと おなじ かずは?(やさしい)
もんだい
うえの わくに あるのが おてほんです。
おてほんと おなじ かずの たべものを えらびましょう。
この問題の図: お手本のプレッツェルと同じ数のたべものを3つの選択肢から選ぶ、お手本との同数識別問題です。 図を見て、下の選択肢から答えを選んでください(音声で問題文を聞くには「よみあげ」ボタン)。
こたえ
まんなかの ドーナツ(3こ)
かいせつ(おうちのかたへ)
お手本のプレッツェルは3つ。選択肢を一つずつ数えて、同じ「3」のグループを選びます。
「同じ数」を見つける作業は、数を量として捉える力を育てます。指でなぞって声に出して数えるのが基本動作です。
出題背景と育つ力
お手本と同じ数のものを選ぶ問題は、数を「種類によらない量」としてとらえる力を育てます。お手本はプレッツェル、選択肢はベーグル・ドーナツ・クロワッサンと、絵の種類がすべて違います。それでも「3こ」という数が同じなら仲間だと見抜けることが、数の抽象化の第一歩です。成蹊小学校など多くの学校で、見た目にまどわされず数量を正しくとらえられるかが基本として問われます。
この問題では、お手本のプレッツェル3こに対し、選択肢はベーグル2こ・ドーナツ3こ・クロワッサン4こ。2・3・4と1つ違いで並んでいるため、ていねいに数えないと選び分けられません。育つ力は、いち・に・さんと1つずつ確実に数える計数の力と、お手本の数を覚えたまま選択肢と照らし合わせる短期記憶の使い方です。「同じ数を探す」という作業を通して、数が絵の形や大きさとは無関係の性質だと体感できます。
よくあるつまずき
お手本のプレッツェル3こと同じ数を選ぶこの問題では、次のようなつまずきが起こります。
ひとつめは、絵の種類や見た目で選んでしまうケースです。お手本のプレッツェルと形が似ているクロワッサンにひかれて、数を確かめずに選んでしまう子がいます。ここで問われているのは形が似ているかではなく数が同じかどうかだと、はっきり区別させましょう。
ふたつめは、お手本の数を覚えていられないケースです。選択肢を数えているうちにお手本が3こだったことを忘れ、なんとなく多そうなクロワッサン4こを選んでしまうことがあります。お手本を指で押さえて「3」と声に出し、それを覚えたまま選択肢へ進む練習が有効です。また、2このベーグルと3このドーナツは1つしか違わないため、数え飛ばすと取り違えます。1つずつ押さえて数える習慣が正確さを支えます。
家庭での声かけ例
同じ数さがしは、おやつや身のまわりのもので手軽に練習できます。
たとえばあめを3こ手のひらにのせて、「これとおなじ数のおはじきを持ってきて」と頼んでみましょう。子どもが数えて同じ数をそろえられたら、「あめとおはじきは形がちがうのに、数はいっしょだね」と、数が種類によらないことを言葉にしてあげます。
まちがえたときは責めずに、「お手本はいくつだった? もう一度いっしょに数えよう」とお手本に戻ります。お手本を先に指さして数を確かめ、次に選択肢を1つずつ数える、という順番を体で覚えさせると、覚えておく負担が減ってまちがいが減ります。
慣れてきたら、「お手本より1つ多いのはどれ?」「1つ少ないのはどれ?」と一歩進めた問いも試してみてください。同じ数だけでなく、1つ違いを見分けられるようになると、比較の力がぐっと広がります。
れんしゅうのポイント
- 身につく力: 計数・同数の識別
- 教え方のコツ: 「いち、に、さん」と数えてから答えさせる
- ステップアップ: 数が大きくなる・お手本と選択肢で絵が違う問題へ