お話の記憶「かぜを ひいた ひ」
おうちの方がお話を読み聞かせてください。読み聞かせは1回のみ。お子さまにメモは取らせず、耳だけで聞く練習をしましょう。
おはなし(読み聞かせ)
あさ、さくらちゃんは のどが いたくて、おでこが あつく なっていました。おかあさんが たいおんけいで ねつを はかると、たかい ねつが ありました。「きょうは ようちえんを おやすみして、びょういんへ いこうね」と おかあさんは いいました。
おとうさんの くるまで びょういんへ いきました。おいしゃさんは さくらちゃんの のどを みました。「かぜですね。おくすりを のんで、ゆっくり ねましょう」と いいました。それから、かんごしさんが「おくすりは ごはんの あとに のんでね」と、のみかたを やさしく おしえてくれました。
いえに かえると、おかあさんが あたたかい おかゆを つくってくれました。さくらちゃんは おかゆを ぜんぶ たべて、おくすりを のみました。それから、ふとんに はいって ぐっすり ねむりました。
つぎの ひの あさ、ねつは さがっていました。ようちえんに いくと、おともだちの ゆうくんが「だいじょうぶだった?」と きいてくれました。さくらちゃんは、しんぱいしてくれた ゆうくんに「もう げんきだよ」と こたえました。
しつもん
1. さくらちゃんは びょういんへ なにで いきましたか?
2. さくらちゃんの のどを みてくれたのは だれですか?
3. おくすりの のみかたを おしえてくれたのは だれですか?
4. おかゆを たべたあと、さくらちゃんは なにを しましたか?
5. ゆうくんに「だいじょうぶだった?」と きかれたとき、さくらちゃんは どんな きもちでしたか?
こたえ
- くるま(おとうさんの くるま)
- おいしゃさん
- かんごしさん
- おくすりを のんだ(おかゆを たべて、おくすりを のんで、それから ねた)
- うれしい
かいせつ(おうちのかたへ)
近年の入試では、動物のお話だけでなく、かぜをひいて病院に行く・野菜を育てるといった生活経験にもとづくお話が増えています。お子さま自身の経験と結びつけて聞けるかどうかで、記憶の残り方が大きく変わります。
ポイント
- 問2・問3が中心です。病院には おいしゃさん と かんごしさん の2人が出てきて、それぞれ「のどを みた」「のみかたを おしえた」と役割が違います。人物が2人いるときに、だれが何をしたかを取り違えないかを見ます
- 問4は「〜のあと」という順序の質問です。おかゆ → おくすり → ねる、の順番を覚えているかを確かめます。答えが「ねた」ではないことに注意してください(ねたのは おくすりのあとです)
- 問5は気持ちの推論です。お話には「うれしい」とは書かれていませんが、「しんぱいしてくれた」「もう げんきだよ」というやりとりから読み取ります
れんしゅうのポイント
- 身につく力: 複数の人物の役割を区別する力・出来事の順序の記憶・気持ちの推論
- 教え方のコツ: お子さまが病院に行った日のことを思い出しながら「だれが なにを してくれた?」と話すと、お話の中の おいしゃさん と かんごしさん の違いが実感として残ります
- ステップアップ: 登場する大人が3人以上になるお話、「まえ」と「あと」の両方を問うお話へ