のりものすごろく 3ます すすむと?
もんだい
スタートから サイコロで 3が でました。コマは どこに とまりますか。
この問題の図: スタートからサイコロで『3』が出たとき、コマが止まるマスを選ぶ、すごろくの基本問題。 図を見て、下の選択肢から答えを選んでください(音声で問題文を聞くには「よみあげ」ボタン)。
こたえ
じてんしゃ(🚲)の マス
かいせつ(おうちのかたへ)
サイコロの目の数だけ、スタートから1マスずつ数えて進む練習です。「いち、に、さん」と声に出しながら指でマスをなぞると、止まる位置が一目で分かります。
出題背景と育つ力
すごろくは、小学校受験の推理分野で定番の出題タイプです。サイコロの目の数だけコマを進め、止まったマスを答えるという形で、ペーパー試験でも口頭試問でも幅広く問われます。この問題のように「3が出たらどこに止まるか」を選ぶ形式は、その最も基本となる型です。乗り物が🚗🚌🚲🚂✈️と一列に並び、スタートから三つ目の自転車(🚲)に止まる、というシンプルな構成だからこそ、数え進める動作の土台がしっかり身についているかが見えてきます。
この問題で育つのは、数を一つずつ対応させながら進める力と、「いくつ進んだか」を頭の中で保ち続ける力です。指で🚗を「いち」、🚌を「に」、🚲を「さん」となぞる中で、数字と場所がぴったり一対一で結びついていきます。こうした数え進める感覚は、すごろく本番だけでなく、後の数量分野や位置の移動の問題にもつながる、受験全体を支える基礎の力になります。
よくあるつまずき
この問題で一番多いつまずきは、スタートのマスを「いち」と数えてしまうことです。スタートはまだ進む前の場所なので、🚗が「いち」になります。ところがスタートそのものを「いち」と数えると一つずつずれてしまい、本来の自転車(🚲)ではなく一つ手前のバス(🚌)を選んでしまいます。選択肢に🚌が混じっているのは、まさにこのずれが起きやすいからです。年中から年長の時期は「数え始めをどこにするか」がまだ揺れやすく、大人が思う以上によく起きるつまずきです。
もう一つは、数えること自体に夢中になって、肝心の「3で止まる」という条件を途中で忘れてしまうパターンです。指は動いているのに「さん」で止まれず、勢いで🚂や✈️まで進んでしまうことがあります。これは、数えながら同時に「3まで」という目標を保つ二つの作業を一度にこなすのが、この年齢ではまだ難しいためです。
また、🚗🚌🚲といった乗り物の絵が楽しくて、数えることより絵そのものに気を取られてしまう子もいます。これは集中力が足りないのではなく、絵が魅力的だからこその自然な反応です。叱るのではなく、まず指でなぞる動きに注意を戻してあげると、すっと数えに集中できるようになります。
家庭での声かけ例
まずは、お子さんと一緒に「スタートは、まだ進んでいないお休みの場所だよ」と確認するところから始めてみてください。その上で「さあ、サイコロで3が出たよ。一緒に進もう」と声をかけ、🚗を指さして「いち」、🚌で「に」、🚲で「さん」と、親子で一つずつ声を合わせて数えていきます。声と指とマスがそろうと、止まる場所が自然と一致していきます。
数え終えたら、すぐに答えを言うのではなく「さんで止まったね。今コマはどの乗り物にいるかな」と、止まった場所をお子さん自身の口で確かめてもらいましょう。自転車(🚲)だと自分で言えたときに「そう、自転車のマスだね」と返してあげると、答えが正しく定着します。もし一つ手前のバスと答えたら、もう一度スタートからゆっくり数え直し、どこでずれたかを一緒に見つけてあげてください。
慣れてきたら「じゃあ、4が出たらどこかな」「5だったら一番端の飛行機まで行くね」と、同じ並びで数を変えて遊んでみるのもおすすめです。本物のサイコロを振って、出た目の数だけ実際におはじきやコマを動かすと、紙の上だけより手応えがあって、楽しみながら数え進める力が育っていきます。
れんしゅうのポイント
- 身につく力: 数え進める動作・数の保持
- 教え方のコツ: 3つ分の指を出してから「ここまでで3」と確認する
- ステップアップ: 同じ並びで「4」「5」が出たらどこに止まるかも考える