いぬといぬとねこ 🌰いくつ?
もんだい
🐶ひとつは 🌰ふたつ、🐱ひとつは 🌰ひとつと おなじです。🐶 🐱 🐶 は、🌰で ぜんぶで いくつでしょう。
こたえ
どんぐり いつつ(🌰🌰🌰🌰🌰)
かいせつ(おうちのかたへ)
お題の 並びは「いぬ・ねこ・いぬ」。いぬ2つで 🌰よっつ、ねこ1つで 🌰ひとつ、あわせて 🌰いつつ になります。
同じ生き物が 2回 出てくるときに「ぜんぶで いぬが ふたつ」とまとめられると、計算が ぐっと 速くなります。具体的な絵を 並べ替えて かぞえる 経験を 積ませてください。
出題背景と育つ力
置き換えは、小学校受験の推理分野でくり返し問われる定番のテーマです。この問題のように「いぬ1つは🌰ふたつ」「ねこ1つは🌰ひとつ」という交換のルールをまず受け取り、目の前の「🐶🐱🐶」をそのルールに沿ってどんぐりに置き換えてから数える、という二段構えの思考が求められます。ものを別のものに対応させて考える力は、後の算数で出てくる単位の換算や、お金の計算(10円玉と1円玉のような異なる価値のまとめ)にもつながる、土台となる考え方です。
この問題が「ふつう」の難しさになっているのは、いぬとねこで交換できる数がちがう異種混合だからです。いぬは🌰ふたつ、ねこは🌰ひとつと、ものによって価値が変わる点をきちんと区別しなければなりません。ここで育つのは、ルールを正しく覚えておく記憶の力と、それぞれの数を別々に出してから最後にまとめる、順序立てた処理の力です。いぬが2回出てくる並びを見て、あわてず一つずつていねいに置き換えられたかどうかが、力のつき具合のものさしになります。
よくあるつまずき
いちばん多いつまずきは、いぬもねこも同じ数のどんぐりに置き換えてしまうことです。「🐶🐱🐶で生き物が3つだから🌰も3つ」と数えて、こたえを3にしてしまうお子さんがいます。これは置き換えのルールを使わずに、生き物の頭数をそのまま答えにしてしまった状態です。選択肢に3が混ざっているのは、まさにこの勘ちがいを見抜くためのものです。
次に多いのが、いぬとねこの数を取りちがえるパターンです。いぬを🌰ひとつ、ねこを🌰ふたつと逆に覚えてしまうと、2+1+2のはずが1+2+1になり、こたえが4になってしまいます。年中から年長のお子さんは、二つのルールを同時に頭にとどめておくのがまだ難しく、片方を答えているうちにもう片方を忘れがちです。ルールを声に出して確認してから数え始めると、この取りちがえはぐっと減ります。
もう一つは、いぬが2回出てくることに気づかず、最初のいぬだけ置き換えて満足してしまうことです。「🐶🐱🐶」は左から順に見ていく必要があり、最後のいぬを数えわすれると🌰よっつでとまってしまいます。指で一つずつ押さえながら進む習慣がまだついていない時期には、こうした数えもれが起こりやすいので、見落としをせめずに、もう一度ゆっくり一緒に確かめてあげてください。
家庭での声かけ例
まずはルールを、お子さんの口から言ってもらうところから始めてください。「いぬ1つは、どんぐりいくつだったかな」「ねこ1つは」と一つずつたずね、「いぬはふたつ、ねこはひとつ」と本人が言えたら準備完了です。ルールを自分の言葉にできていれば、置き換えの半分は終わったようなものです。ここを飛ばして数え始めると、さきほどの取りちがえが起きやすくなります。
次に、並んでいる「🐶🐱🐶」を左から指でなぞりながら、一つずつ置き換えていきます。「さいしょのいぬさんは、どんぐりふたつ」と言いながら🌰🌰を置き、「つぎのねこさんは、ひとつ」で🌰を一つ、「さいごのいぬさんは、またふたつ」で🌰🌰を置く。実際におはじきやどんぐりの絵を並べて、目に見える形にしてあげると、頭の中だけで考えるより何倍もわかりやすくなります。並べ終わったら「ぜんぶでいくつになったかな」と、最後にまとめて数えてもらいましょう。こたえのいつつにたどり着けます。
数えられたら、「いぬさんが2ひきいたけど、いぬだけだとどんぐりいくつ」と聞いて、いぬ分の🌰よっつとねこ分の🌰ひとつに分けて確かめる声かけもおすすめです。同じ生き物をまとめて考える見方が身につくと、次に並び方が変わっても落ち着いて解けるようになります。正解したときは「ルールをちゃんと覚えて、最後まで数えられたね」と、過程をほめてあげてください。
れんしゅうのポイント
- 身につく力: 同種を まとめる力・順序に左右されない加算
- 教え方のコツ: 「いぬが ぜんぶで いくつ? ねこは いくつ?」と分けて数えさせる
- ステップアップ: 「🐶🐶🐱🐱」など 並び方を 変える