めいろ「はちさんを ひまわりまで つれていこう」
もんだい
はちさんが ひまわりまで とんで いきます。 かべに ぶつからないように、スタートから ゴールまで みちを えんぴつで かきましょう。
こたえ
した→みぎ→した→みぎ→みぎ→うえ→みぎ→した→した→した と すすむと ゴールに つきます。とちゅうで いちど うえに もどる ばしょが あります。
かいせつ(おうちのかたへ)
この迷路は「上に戻る」場面が含まれており、ゴールの方向と逆向きに進む判断が必要です。慣れていないと、つい右や下ばかりを選んでしまい、行き止まりに入ります。
「ゴールに近づく方向」と「正しい道」は必ずしも一致しません。これは小学校受験で繰り返し問われる発想で、後の条件推理や系列の問題にもつながります。
出題背景と育つ力
「逆方向に戻る迷路」は、暁星・成蹊・早稲田実業など難関校の年長後半向け教材によく登場します。単純な運筆を超えて、「見た目に騙されず冷静に考える力」を見る出題です。
ここで育つのは、視覚的な思い込みを脇に置いて、論理的に道筋を選ぶ力です。年長後半から育つこの力は、小学校算数の図形問題や、文章題の「条件を整理する」場面で大きく生きてきます。
よくあるつまずき
「上に戻る」道を見落とすケースが圧倒的に多いです。ゴールが右下にあるので、上向きの道を「進むべきでない」と無意識に除外してしまうのです。
もうひとつは、いったん上に戻ってから「あれ、もしかしてここは通らない方が良いのかな」と迷い、線を消しては書き直すケース。これは自信のなさからくるもので、最初に指で全コースを確認してから鉛筆を入れる習慣で改善します。
家庭での声かけ例
「ゴールに いくのに、いっかい うえに もどる みちが あるよ。どこかな?」とヒントを出し、お子さまに探させます。見つけられたら「すごい! とおまわりに みえるけど、これが いちばん はやい みちなんだよ」と褒めます。
書く前に「ゆびで ぜんぶ なぞって、ほんとうの みちを みつけてからかこう」と促します。鉛筆を入れる前に正解を見つける習慣は、間違いを減らすだけでなく、自信を持って線を引く力にもつながります。
れんしゅうのポイント
- 身につく力: 逆方向への思考・論理的判断
- 教え方のコツ: 「とおまわり」が正解になる経験を積ませる
- ステップアップ: 6×6の長い迷路へ