うらしまたろう「たすけたのは どの いきもの?」
もんだい
うらしまたろうの おはなしで、うらしまたろうが はまべで たすけたのは どれかな?
こたえ
かめ
かいせつ(おうちのかたへ)
「うらしまたろう」は、浜辺で子どもたちにいじめられているカメを助けたところから物語が始まる、日本の代表的な昔話です。助けたカメに連れられて竜宮城を訪れ、乙姫さまから玉手箱をもらって帰る、という流れは、海の世界への憧れと「約束を破ってはいけない」という教訓が織り込まれた物語として、長く語り継がれてきました。
出題背景と育つ力
「うらしまたろう」は、慶應義塾幼稚舎・早稲田実業学校初等部・成蹊小学校など、常識分野で昔話の知識を問う学校でしばしば取り上げられる物語です。登場する生き物(カメ・タイ・ヒラメ)、舞台(浜辺・竜宮城)、小道具(玉手箱・釣り竿)など、絵で問われる要素が多いのが特徴です。
この問題で育つのは、聞いたお話を頭の中で「場面のかたまり」として保持する力です。物語の冒頭・中盤・結末という時間軸を意識して聞けるようになると、別の問題で「最後はどうなった?」と問われたときにも答えられるようになります。
よくあるつまずき
ひとつめは、海の生き物が並んでいると「いちばんかっこいいもの」を選んでしまうパターンです。男の子は「たこ」や「えび」の見た目に惹かれることが多く、お話の文脈を忘れて選んでしまいます。「お話の中でうらしまたろうが助けたのは何だった?」と原文に戻る声かけが効果的です。
ふたつめは、「カメ」と「ウミガメ」を別物と捉えてしまうパターンです。本の挿絵が陸亀(リクガメ)風だと、海の生き物の選択肢から探せなくなることもあります。「昔話のカメは海に住んでいる、ウミガメだよ」と補足してあげてください。
家庭での声かけ例
水族館に行ったときに「うらしまたろうの話に出てくるのはどれかな?」と聞いてみてください。カメ・タイ・ヒラメと指さしながら、お話の場面と現実の生き物が結びつく体験が、知識を立体的にしてくれます。
絵本を読み終えたあとに「うらしまたろうは最初に何をした?」「次は誰に会った?」「最後はどうなった?」と、時間順に問いかける習慣をつけると、お話を構造で記憶できるようになります。
れんしゅうのポイント
- 身につく力: 物語の記憶・語彙・海の生き物の知識
- 教え方のコツ: 場面ごとに「だれが・何を・どうした」を一緒に振り返る
- ステップアップ: 「乙姫さまからもらったものは?」「最後におじいさんはどうなった?」など物語の続きも